先日の、ブログの投稿した、旅行に行かれたご利用者様。
無事に長旅を終え、いつものご自宅へ帰って来られました。
今までにない、笑顔とご満足なお顔。
故郷の、おいしい食事を堪能してきたって。
いつも食欲ないっておっしゃっている、方なのに。
まずは、ご報告をさせていただきました。
あと、
80代の「チャレンジ」って、全然アリなんだって、あなたを通して学びました。
ありがとうございます。エックスさん。
先日の、ブログの投稿した、旅行に行かれたご利用者様。
無事に長旅を終え、いつものご自宅へ帰って来られました。
今までにない、笑顔とご満足なお顔。
故郷の、おいしい食事を堪能してきたって。
いつも食欲ないっておっしゃっている、方なのに。
まずは、ご報告をさせていただきました。
あと、
80代の「チャレンジ」って、全然アリなんだって、あなたを通して学びました。
ありがとうございます。エックスさん。
ご担当させていただいている、ご利用者から遠方まで車で旅行に行かれるとの事。
この方は、疾患もあるために、長時間の旅行は体力的にとても心配です。
もちろん、
最初聞いた時には、「大丈夫ですか? 何日かに分けて行かれては?」
と、お話しをさせていただいたのですが、
家族の都合もあるし、自分もこの機会を延期したらもう行けないかもしれない、
と、ご自分の体のことよりも、行けると思えるうちに行きたいというご意思が強くありました。
私は、ついつい安全な事を選んでご提案する立場なのかもしれません。
でも、人の人生って、安全であるとか安心であるとか、
昨日と同じ今日を、今日と同じ明日を、選び取っていては、
どこか平坦な毎日の繰り返しになってしまうものかもしれません。
私や、他にお手伝いに関わる専門職の方の心配の声を受けて、
今日もお電話くださった、この方は、今晩から旅行に行かれます。
強い志し、というものは、今現在のできるかどうかの不安だとか心配事であるとか、
後回しにして行動する力になるんだろうと思えます。
ご高齢者に限らずに、
私の人生としても「強い志し」無くして、行動することはできない、
そんなように、改めて考えました。
どうか、どうかご無事でお帰りください。
さすがに帰宅予定当日ははばかれたので、翌日にお伺いする約束、
させていただきました。
お帰りを、楽しみにしていますね。
今日のご利用者の方への、訪問でまた勉強になりました。
知識としては知っていたのですけれど、それを実践しようと頑張られている姿に、
私も元気をいただける。
その方は、ある事情で歩くことが苦手になり家に閉じこもりがちになっていた方。
私が「このままでは廃人になってしまうよ」と、、、
きっと私は言っていないと思うのですが、その方はそう言われたと思われていて、
それが、非常に心に響き、もう一度生きなければ、と思い返すきっかけになったと言ってくださっている方です。
もともと、運動を頑張られていた方だったので、歩くこともままならない自分に苛立ち憔悴されていた頃から、
私との出会いが始まりました。
時に、人に当たり、時に、お酒に逃げ、時に、安定剤の多量内服に逃げ、
色々ありましたが、
今日のその方は、とても力強かった。
「最近、近所の土手まで歩いているんです。まだ、行くまでに億劫で休んじゃおうかなと思うことも多いんですけれどね。
習慣にしようと思うんです。
習慣にするには、何とか続けることだけです。体が続けて歩くことを覚えてしまえば、
後は習慣になって、今度は、歩く運動をしないと気持ちが悪い、寝付きが悪くなる。
そこまで行けば、習慣になって歩く運動をすることは続けられると思うんです。」
と。
運動を若い頃からしていらした、その方ですから見事な習慣化の発想でした。
知識として、習慣化のメソッドとしてはこのようなやり方が有効であると知ってはいましたが、
熟年期を過ぎたその方が、再度その生活にチャレンジをされ続けている姿が、
とてもかっこよく感じました。
あと、
個人的に、もうひとつ。。。
リハビリテーション、でもそうですけれど、
いくらリハビリテーションをしても、その意欲には個人差がどうしても出るそうです。
やる気のある方のリハビリテーションは効果も、もちろん早く出る。
漫然と動かされている、リハビリテーションは、その効果も限定的らしいです。
なぜ、リハビリテーションをするのか。
という、ご利用者や患者様の、納得の行く理由も、とても大事であるんじゃないかな、
と思います。
リハビリテーションは手段で、最終的な目的は、リハビリテーションをすることであるわけでなくって。
健康になって「自分は何を成すか」もしくは「誰のために健康になるのか」が、
リハビリテーションへの意欲には、必要にも思えます。
セラピストの方々の役割として、ケアマネジャーと共同して支援する、一つの側面としては、
「リハビリテーションをして、どのような暮らし(生きがい)を目指すか、そしてその姿に、ご利用者や患者様は、心から納得し同意できているか」
を、一緒に探して確認して行く、三者の共同作業も大事であるように思います。
ではでは。
少し前まで、隊員のご支援と言うとソーシャルワーカーさんの出番で、
メディカルソーシャルワーカーさんとの連携を蜜に取りながら退院のお手伝いをすることがほとんどでした。
最近、と言ってもここ数年くらいのイメージですが、
「退院支援看護師」さんという役割の看護師さんが活躍され始めています。
医療機関から、在宅や施設への橋渡し役という大事な役割を担っているわけですけれども、
やはり、退院後の暮らしを支援する在宅の側としては、
まずは入院した原因の疾患がどの程度回復している状況であるのか、
その疾患を踏まえて、どのような暮らし方を気をつけて行けば良いのか。
このような医療的な視点を踏まえ、私たち在宅のケアマネジャーと連携していただけるということは力強いという印象です。
病院側さんも、なんとなく(と言いますかとある一つの病院でのやり方ですが)スムーズな退院が可能そうで、
大きな問題がなく、退院後もきちんとした療養生活を営んでいける方には看護師さんがついてスムーズな退院の支援をされている感触です。
反面、経済的な問題や、退院後のキーパーソン(ご家族など)がいらっしゃらないで、
福祉サービスを必要とするような患者様に関してはソーシャルワーカーが相談に応じて、
ご自宅に戻られた後も、困りごとが少しでも少なく、私たち在宅を担う部門に引き継げるように工夫(役割分担)されている様子の病院もあります。
いつでも、さすがプロだなぁ、と思う専門職というのは、
相手の立場や役割の分担を把握されていて、依頼内容や相談内容、課題の整理がされている看護師さん、社会福祉士さんだと思います。
逆に、僕たち在宅部分を担う専門職は、病院さんの仕組みや役割、出来ることと出来ないことを把握し、
患者様が如何にスムーズに退院して、退院直後の久しぶりのご自宅で困りごとが少なく暮らしを再開できる環境を設定するよう、提案できること。
そのためには、訪問診療医や訪問看護師、訪問リハビリテーションの方、ヘルパーさんやなにより環境を担う福祉用具の方の活躍が不可欠です。
退院後の暮らしを想定して、病院さんの出来ることに対してきちんと「お願い」できること。
結果、患者様が不安なく自宅に帰ることが、
病院さんに務める専門職にとっても、在宅を担う私たちにとっても、
嬉しいことなんです。
そのためには、厚労省の言うように入院前、入院直後から退院のお手伝いの段取りって、始まっているんですよね。
なんだか今日は急に肌寒く感じる日になりました(早すぎ)。
さて、
https://square.umin.ac.jp/endoflife/shimin01/img/date/pdf/EOL_shimin_A4_text_0416.pdf
ご存知でしょうか。
「人生会議」と命名された「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」というものです。
人生の終盤の時期に、どのような暮らし方、医療のかかり方を、ご本人のお考えを基にご家族とも相談しあい、考えていくというものです。
各専門家からの意見を基にも、考えご自分の過ごし方を意思表示しておくということですが、
私達、専門家と言われている職業につく者たちからも、できるだけ正確な、ご判断されるうえで有意義な判断をお話する必要を、強く感じます。
日頃思うのですが、私たちが自由に選択できるのは「行動」だけです。 そしてその行動が望む結果に結びつくかどうかは、必ずしも確実ではありません。 ご利用者支援を考えると、この不確実さこそが、より良い支援への可能性を開いているとも言えます。 支援者として「素直さ」を持つこと、 つま...