2025年1月1日水曜日

あけまして、おめでとうございます。2025年!

あけまして、おめでとうございます。


2025年から「も」、介護の仕事を取り巻く環境が大きく変わります。厚労省、国が定めた新しいルールによって、介護の現場では今までより多くの仕事が増えることになります。

例えば、介護記録、研修記録、事業所運営の規定をより細かく記録&実践することが必須になったり、職員全員が受けなければならない研修が増えたりします。

一見、これらは面倒な仕事に思えるかもしれません。でも、この記録や研修が、実は利用者さんの暮らしを良くすることにつながっているのです。

具体的な例を考えてみたいです。

訪問介護を利用している田中さん(85歳仮名)は、最初は「人に迷惑をかけたくない」と言って、ホームヘルパーの手伝いを断っていました。ケアマネジャーの山田さん(仮名)は、田中さんの謙虚で力強い気持ちを汲みながら話し合いを重ねました。

訪問ごとに山田さんは、田中さんの面接での場面を細かく経過記録に書き込みました。そして訪問介護事業所のサービス提供責任者へ、伝えました。その温かな記録は、サービス提供責任者から他ホームヘルパーへと生きた言葉で伝達されていきます。

「好きな野球の話をすると表情が明るくなる」

「右手は少し動かしにくそうだが、左手はしっかり使える」

といった具合です。

なぜ人に迷惑をかけたくないと頑なに断っていたのかを、ケアマネジャーの山田さんは考えました。そして、いつ断っても良いから、一緒にやってみよ!と訪問介護が始まることになります。

ケアマネジャーとホームヘルパーの支援チームは、この山田さんの記録をチーム全体で共有し、話し合うことで、田中さんへの関わり方を検討しました。

野球の話をしながらさりげなく声をかけ、関係性を築きながら左手でもできることの多さを、ホームヘルパーは自分の体を使い田中さんに伝え続けました。

「左手だと、じゃがいもがこんなに不格好になっちゃった」と、田中さんとホームヘルパーは笑い合います。

その結果、田中さんは「こんな風に食事ができるなら、手伝ってもらってもいいかな」と考えを変えてくれました。

次の月、ケアマネジャーの山田さんに、田中さんは自分の暮らしが変わったことを誇らしげに話しました。山田さんにとって、初めて見る田中さんのイキイキとした笑顔でした。


また、認知症ケアの研修を受けた後、職員の対応も変わりました。

訪問介護を利用している佐藤さん(78歳仮名)は、長年続けてきた掃除が認知症の進行で難しくなっていました。研修で学んだ「その人の残された能力を活かす」という考え方を基に、訪問介護サービス提供責任者の中村さん(仮名)は支援方法を工夫しました。

例えば、掃除の道具の配置を決まった場所に固定する、拭くだけの単純な掃除を一緒にする、達成感が得られるようカレンダーにマークを付けるなど、研修で学んだことを実践したのです。

その結果、佐藤さんは「自分でまだできることがあって嬉しい」と、意欲を取り戻されました。


このように、記録をつけることで利用者さんの小さな変化に気づき、職員全員で支援方法を考えることができます。また、研修で学んだ知識は、利用者さん一人一人の「できること」を伸ばすヒントになります。

確かに、記録や研修に時間をとられることは大変です。でも、これらは単なる義務ではありません。利用者さんの「その人らしい暮らし」を支えるための大切な道具なのです。

だからこそ、忙しい毎日の中でも、時々は「私たちは誰のために、何のために働いているのか」を考える余裕を持ちたいものです。記録を書く時も、研修を受ける時も、その先にいる利用者さんの笑顔を思い浮かべながら取り組んでいきたいですね。

新しい制度や仕事の増加は確かに負担になります。でも、それらを活用することで、より良い支援ができるようになる。そう考えれば、前向きに取り組んでいけるのではないでしょうか。


最後に、これら記録や研修、事業所運営に関する企画など、それらの準備をする人の存在があります。担当になるということは負担であり、重荷になるかも知れません。

しかし、それらの経験を通じて最も学べるのは、記録を読む人でなく、研修に参加している人ではなく、事業所運営の説明通りにきちんと守る職員でもなく、

記録を書いた人、研修や事業所運営を企画した、その人自身が最も成長できるのです。


今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


株式会社中央ケアサービス エールハート小岩 山本大勝

2024年4月30日火曜日

知る わかる できる

 人の成長のステップなのかどうか、定かでもありませんけれど、

未知な事柄からできるようになるまでに、

タイトルのように、「知る」「わかる」「できる」の段階があるように思います。

なんか、これって普通にわかるようでいて、少し考えてみました。


「知る」

知るということは一番簡単なことであると思います。

人から教えてもらう。

書籍を読んで知識を得る。

偶然何かに気づく。

とか。

もちろん、能動的に知識を求める態度は素晴らしいものです。

何事も、まずは「知る」ことから。


「わかる」

ここからは異論もあると思いますが、私見です。

わかるということは、知識を元に実践してみること。

A=Bであるという知識を、そのまま使って動いてみる。

あぁ、A=Bということは、実際にこういうことなのか、と思い至る。

では、なんでA=Bになるんだろう。

AがBにならない場合でも、おかしくないのではないか。

そんな問答を深めていき、最終的にまたA=Bに戻って来る。

そして、「わかる」。

知識を深めたものが、「わかる」という姿のように思います。

否定の否定は肯定であるけれど、

初めから肯定(A=Bに疑問も持たない状態)している段階は、

まだわかる段階には居ないように思います。

最終的に、肯定でも、

1,初めから肯定

2,否定に否定し肯定に戻る

深みで言ったら雲泥の差があります。


「できる」

わかったことを、できるようになるまでには、

経験と実践の積み重ねがどうしても大事になるように思います。

時に、「わかる」の段階に行きつ戻りつしながらも、

実践を積み重ねていくこと。

このためには、続けるという動機、気持ち、胆力が大切です。

どこまで強く、思い込めるか。

自分の信念、信条に合致することを、しようとしているのか。

どんなに崇高な事柄でも、

その時の自分の信念や信条と反すると感じるものについては、

できる、という段階には至ることは難しいのかもしれません。


「知る」は、探究力。

「わかる」は、実践力。

「できる」は、人間力。


くれぐれも伝えたいのですが、

これができるからと言って、人間的に優劣だとか上下であるとか、

そんな事にはなりません。

時に、自然に何事もないかのようにこの段階を意識せずに通っていく方もいます。

そちらの方の方が、よほど素直でいらっしゃるんだと思います。


ふぅ。

覚書ていどで。


2024年3月28日木曜日

令和6年度法改正にバタバタ (^_^;)

 令和6年度の法改正が、もう間もなく4月1日。開始になります。

例年の法改正のスケジュール通り(汗)、ギリギリまで決まっていないこと、

解釈が難儀することなど、山積みです。


ご利用者、ご家族様への同意書も居宅介護支援は作り終えました。。。

しかし、訪問介護の総合事業の単価が決定されず、説明もできておりません。

一刻も早く、みなさまにご迷惑にならないようお知らせしたいです。


法改正のたびに思うのですけれど、

そりゃー、グチも出そうになりますよね。

なんで訪問介護の単価が低くなってしまったのかとか。

当地でもインターネットでも散々言われております。私もそう思います。

ケアマネジャーは45件未満担当できるようになったけれど、

介護予防居宅介護支援は3人で1人換算になりましたけれど。

なーんで、必須の委員会やら業務を増やしちゃうんだろう?とかとか。

って感じで、グチのオンパレードになっちゃう。


だから、プラスの事を考えたい。


当事業所も、従業員さんに、ひとり45人を目指して担当してください!とは言いません。

だけれど、これを機会に、どうしたら効率的に仕事ができるかを考え直すきっかけを作ってくれたんだと思います。

トヨタの製造業に学ぶように、カイゼンカイゼンです。

今のままの仕事の仕方をしていたら、明日も同じ時間がかかります。

どこに時間がかかっているか、

どうしたら時間を省力化できるか、

トヨタさんのように、なぜを5回唱えながら自分の業務を振り返るきっかけにしたい!


訪問介護だって、ご利用者への提供させていただく時間は決まっています。

それ以外の時間をどう使うか、何に時間を使わないといけないのか、

イレギュラーな出来事を想定しながら、スケジュールを組む。。。

訪問介護は居宅介護支援よりも、自分のスケジュールを守り遂げることが難しい職種です。

だからこそ、バッファを多めに取って、、、

バッファ(余白のこと)を作り出す手段、方法を「なぜなぜ5回呪文作戦」で作り出してほしいな。


いい仲間に出会えたからこそ、

今日よりも明日、成長していたいって思います。


個人的には、まだまだ面接技術(ご利用者とのお話し合いの事ですね)を向上していきたい。

もっともっと、色んなことを知りたい。

介護だけではなく、社会のいろいろなことも知りたい。

好奇心だけは、どんどん増えていきます。


よう~~っし、がんばろう! 新年度!

難しいゲームは、楽しいぞ~! そう、法解釈のこと(笑)



2024年1月30日火曜日

BCPに悩む。

 あけましておめでとうございます!2024年!


毎年、年始めにはブログを書いていたのでなんとか1月中に書きます。


今年は、1月1日、能登半島の震災から始まりました。

未だ、ライフラインも回復していない状態と聞きます。

今日、ご利用者のある人から聞きました。日本は欧米よりも他人事だと思いやすい。

対岸の火事と思う人が多いのではないか。って。

私にとって、石川県は無縁でもない土地です。

非常に寒く、一年を通して雨が多く曇りの日も多い。

だからこそ、文豪や思想家の出も多い土地です。


介護業界でも、BCP(業務継続計画)の作成が叫ばれました。

弊社でも、BCPを作成し、早くも改定しているところです。

本物のBCPを作るのは、一朝一夕にはできない。既にそう思います。

あの、能登半島の震災の状況をテレビの映像でみながら、あのようになってしまった街の姿の中で、

介護事業所としてできることとは、なんだろう。って。

思い馳せながら、町の人達の震災に負けないと元気を振り絞って生きていらっしゃる姿に。

その町に住んでいる方々の強さを感じ入ります。


地域包括ケアシステム。

町づくり、とか。

災害にあった地域の方たちの団結は、日常のそれとは異なっていて、

この町が好き。

自分たちの暮らしを守る。

その力強い気持ちを、十分に感じ入ります。

その中で、介護事業所はどんな役割を担えるのか。


仮に、介護が、「障害を負って権利を失いやすくなってしまった人を、自分を介して護る」ということだとしたら、

震災時のそれは、全員ですね。

その時、どこまでその町に沿うことはできるのだろうか。

どこまで我が事として取り組めるのだろうか。

どうしたら、仕事場、働きに来ている町、という気持ちを超えられるのか。


ホンモノのBCPは、奥が深いものですね。


本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


株式会社中央ケアサービス エールハート小岩 山本大勝

2023年10月11日水曜日

物事を続けるコツ。

 最初に書いておきたいのですけれども、

これは自戒の意味合いで書いていきますね。

だって、ここのブログをこれだけ放置しているのだし、誰も見もしなくなっているであろう、

と思いつつも、ずっと気になっていたから。

今更ながら、書き綴ってみます。


さて、

三日坊主とか、よく言いますね。

何か新しいことを始めようとする時に、例えば日記を書こう、とか。

なかなか、続けられるものではないですよね。

僕も例外なく、今年購入した日記帳には、トータルで10日間程度しか書いてありません。

そんな僕が、物事を続けるコツ、なんてことを書こうとしているんですから、信ぴょう性ないですし、

まぁ、備忘録、既知の情報の再確認のようなもので。


① とりあえず、1分やる。

→やろうとしたことを、1分でいいからやり始める。疲れていたら、1分で本当に止めてもいい。毎日、1分を続ける。


② 面倒くさい、は脳の誤解。

→とにかく面倒くさいから続きません。けれど、不思議と面倒くさいままに作業を開始すると面倒くさいことを忘れてしまう。脳は、簡単にだませる器官なんですって。


③ 完璧は目指さない(というか、初めからムリ)。

→せっかくやるのだから、きちんとやろう、とか。ムリムリ。だから②の面倒くさい、につながってしまうんでしょう。完璧主義の人に、新しいチャレンジってしづらいと思う。60点で合格♪


④ 目標は立てるけれども、達成しなくていい。目標の方を変えてしまえ。

→日常の仕事と家庭をしていれば、初めに立てた目標をそのまま最後まで遂行するということはできないことが通常です。仕事であれば別ですが、プライベートな時間を使ってやることに関しては、まずまず目標を達成する事に注力すると、苦しくなります。それよりも、仕事の忙しさやプライベートの変化に応じて、目標そのものを変化、軽減させる柔軟性のほうが、大事です。


⑤ つらい、、、。だから手をつける。

→最後は、ちょっとあれなんですが。トイレ掃除。もう1週間していない!^^; と思いつつだら~ってしてしまう。で、で、気になり続ける。わかっている、やってしまったほうが気にならなくなって楽なんだ。。。   やらない?また1週間思い出しますか? どちらが楽になれるか、自明ですもんね。 さぁ、1分だけやってみません?


あまり考えずに、つらつら書いてみましたが。。。

もちろん、受験勉強とか仕事上のミッションのようなものについては当てはまらないことがありますので、注意です。

物事の習慣化というのは、コツさえつかめばきっと簡単。

それは、最初の1分の魔法さえ掛けられれば、きっとうまくいきます。


しかし、、、

最後の落ち、ではないんですけれども、何事も習慣化できたとしても、

私達の暮らしって、楽にはならないんですよね。

次から次へと、やるべきこと、やりたいこと、やらなっきゃいけないこと、

押し寄せてきます。

「時間の使い方」「効率的なライフハック!!」なんて書籍は山のように販売されていますけれども、

どんなに効率的に時間をつかえても、ミッションの数をこなしても、

生活って、楽にはならないんですよね。


それはなぜかというと、

楽になる→楽だと感じる ということ。

問題は、感じ方になるので、どんなに効率的に時間をつかえたとしても、

私達がそれを、つらい、苦しかった~って思ってやり遂げたものって、

それを終えたから楽になった、って、いっときの幻みたいにすぐに消えてしまう。


そういうものなんだ、っていうことかもしれません。

不思議と、

こんな事を繰り返していると、成長はするもので。

きっと、楽にはならないかもしれないけれど、苦でもない。

だって、どのくらいで終わるか大体想像できるから。

なんて経験値だけは、溜まったりして。


そういう意味で、

心の余裕=気楽 なのかもしれないな、って書きながら思いました。

2023年1月6日金曜日

新年あけましておめでとうございます

エールハート小岩のケアマネジャー事業所も今年で、5年目。

エールハート小岩のホームヘルパー事業所は、4年目になります。


これも、みなさまに支えられ、ご支援をいただけたお陰であると心から思います。


所長の立場として社内に目を通すと、

いろいろなご家庭がある中で、臨機応変、そのご世帯を全部を目を通そうと努力するケアマネジャー。

雨の日も、暑い日も、さむ~い日も、当たり前のように自転車を漕いで何件も何件も訪問してくれたホームヘルパー。

従業員のみなの努力があって、

地域に必要とされる事業所として育っていることに感謝したい気持ちです。


今年はどんな年に、と念頭のご挨拶をしたいところですが、

今年も変わらずにです。

「自らの専門性を、社会にお返ししていくこと。」


介護保険や社会保障。

税制面や社会情勢、世界に及んでは混迷の時代が予想されます。

いや、現実として既にその社会はやってきています。


このような社会に、介護事業所としてどのように事業を運営していくか。

手段や方針は、数多に頭をよぎりますが、未来を予測することに過度に傾倒してしまうことも違うかな、と思います。

やはり、それよりも柔軟性なのだな、と思います。

100年企業が多いと言われる日本ですが、その一部を除けば常に内部は変革を繰り返して企業体として続いているのだと思います。

世界のトヨタはもとは綿を生業にされていました。

それが急に自動車を作ると!

そして世界的な企業となり、今は電気自動車の分野に苦戦されています。

米国ではGMに追い越されてしまった、とか。

しかし、きっと変革を恐れない社風を持つ会社は残り続けるでしょう。


福祉業界においては、特に変化を嫌う傾向にあると言われます。

転じれば、それは強みでもあり自分たちの仕事に誇りを持っていることの現れでもあるのですが、

組織運営としては、変化を否定していては社会においていかれてしまうのでしょう。


介護保険は、大変革の時代へと進んでいるようです。

その大変革の先を行くような、超変革を目指していく組織づくりを目標に。

今日よりも明日が、みなが成長しているような人の集まる場所。そうでありたいと思います。


そして「自らの専門性を、社会にお返ししていくこと。」、を、

ただ淡々と繰り返していく、それだけです。


どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。


株式会社中央ケアサービス エールハート小岩 山本大勝

2022年12月9日金曜日

ブログの開始準備・・・

 こちらに、これからエールハート小岩の紹介ブログを書いていこうと思います。


テスト。テスト。


こちら、

自宅の近くの森です。

マイナスイオンを浴びに行きたい!

と思ったときに行くのですが、

最近は行けてないです(泣)



やはり自然って、時々は触れる機会を作ると癒やされます。

あの草木の若々しい香りが、何より大好き😆。

支援者として「自由」の範囲を明らかに

  日頃思うのですが、私たちが自由に選択できるのは「行動」だけです。 そしてその行動が望む結果に結びつくかどうかは、必ずしも確実ではありません。 ご利用者支援を考えると、この不確実さこそが、より良い支援への可能性を開いているとも言えます。 支援者として「素直さ」を持つこと、 つま...